大好きなHQやロマンス小説の感想を主に書いていきます〜☆
スーザン・ウィッグス*一度の夏では足りなくて

2008-08-17 Sun 00:06
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この方のコンテンポラリーは好きなので、今回も発売を楽しみにしていました。
それも、RITA賞受賞作だとのこと。
それなら面白くないはずはないだろう…と最近、ロマンス小説プチ倦怠期(笑)の
割には結構期待しつつ読みました。

読み終わって感想を先に書くと、やはりこの作家さんの描くコンテンポラリーは好き
だなぁ〜と今回も思いました。
でも、今回の作品はロマンスとしてはちょっと物足りない気がしないでもなかったです。
ヒーローとヒロインのロマンス中心の作品と言うよりは、家族の絆を描いたヒューマンドラマ
・・・といった感じでした。

物語の設定は、マスコミから身を隠すヒーローとそのマスコミに身を置くヒロイン、といった
よくあるものだったので、物語の後半の要の部分はきっと、ヒロインがヒーローを題材にした
記事を書くことになるんだろうなぁ〜と勝手に思っていたんですが、これは見事に
ハズレました(笑)。
あと、ヒロインと姉妹か母娘のような関係になる少女に関しても、描写を読んでいて、これは
きっと密かに妊娠しているに違いない・・・と思いながら読み進めていったんですが、この
予測も見事にハズレていました(笑)。
とまぁ、よくある設定だよなー、このまま予測通りに展開していくのかな・・・というこちらの
勝手な思い込み通りに展開しなかったことも面白かったです。

この作品では上にも書いた、少女のキャラクターがとても存在感があって良かったです。
ヒロインとの間に徐々に深まっていく、血は繋がらなくても家族としての絆というものが
読んでいてジワジワ〜と胸に迫ってくるものがあって、切なくなるものがありましたね〜。

派手さはないですが、この作家さんの作品にいつも共通してある、読んでいて静かに胸に
沁みわたってくる、家族愛を描いた作品でした。

余談ですが、5章の始まりに書かれたお釈迦様の言葉は、本当にそういう心情になれれ
ば日々楽だよなぁ〜〜と思った私です・・・。
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ジュディス・マクノート*君に鼓動をかさねて

2008-03-17 Mon 02:10
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今回、この作品を読んで、マクノート作品のこのパターンがやはり私は
好きなんだなぁ〜とつくづく思いました(笑)。

というのも、今回の作品、今まで読んだコンテンポラリーとヒストリカルと、全く同じパターン
なんですよねー。
でも、前のブログでも書いたように、自分が好きなパターンだとそれもまた
楽しく読めてしまう(笑)。

でも、ちょっと残念だったのがこれまでの作品に比べるとページ数が少ないせいか、
どうも少し盛り上がりに欠けていたようにも思いました。
マクノート作品の真骨頂(?)のジリジリするお互いのジレンマぶりが、ちょっと今回は希薄
だったような・・・。

そのせいで、2人の誤解が解けていく過程も妙にあっさりとしていて、ちょっと
物足りない気もしました。

サスペンス風な味付けも、今回は本当に味付け以外の何物でもなかったですね(笑)。

S・E・フィリップスのMIRAから出た作品を読んだ時も感じましたが、どうもこのMIRAから
出る大御所作家さんの作品は、佳作といった感じの作品ばかりのように思います。
大当たり!!な作品はないですね〜。

改めてこの作品を読んで思ったんですが、女性が誤解して一度は男性を辛い立場に
追いやってしまっても、その男性が寛容な心をもって女性を赦す・・・このパターンが
この作家さんは好きなんだなぁ〜と。
この心の寛さというものが、この作家さんの理想の男性像の必須条件のように思いました(笑)。

早くまた次回作をどの出版社からでもいいので読みたいですね〜。

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スーザン・エリザベス・フィリップス*麗しのファンシー・レディ

2007-12-23 Sun 00:40
Autumn Leaves


なかなか忙しすぎてこのブログを更新できずに12月に入ってしまいました。
やっと暇ができつつあるので、できるだけまた感想を書きたいと思います。
この作品は「レディエマの微笑み」の関連作品だということで、この作品が
好きではなかった私としては、どんなもんだろうなぁ〜と思いながら買って読み
ました。

まずは本の感想を書く前に、全くの私の個人的な好みを言わせてもらうんですが、
ヒーローの職業がプロゴルファーということがまずは大きなマイナス要因なんです
よね(笑)。人間、それぞれ自分の属するものに染まる、又は自分の質と同じものに
いつの間にか帰属している、というのが持論(という程のモノでもないですが)なんで
すが、その中でプロゴルファーというのは私のイメージでは、まさしく意識がオヤジな
人達が集まるスポーツなんですよねー。
みんながみんなそうではないんだろうけれど、やはりゴルファーのヒーローというだけで
ウゲェ(笑)とまずはリアクションしてしまいます。巷で人気のなんとか王子って子も10代で
もはやオヤジのオーラをだしていると思う私です・・・。
と、本当に内容とは全く関係ないことからはじめてしまいスミマセン!


で、今回の作品ですが、最後まで面白く読ませてもらいました。でもその反面、
こんなにヒーローに魅力を感じない(イライラさせられた)作品も久々かも・・・と
も思いました。まぁこの方の作品では私としてはよくあるパターンなんですが(笑)。
今回の作品を読んで改めて感じたのは、この方がフェニミズムの洗礼を受けているのは
確実だろうなぁーと。

この方の作品では、私としてはヒーローの魅力をあまり感じれないキャラが多いぶん、
ヒロインが同調できるキャラでないと、読み終わるまで辛いものがある作品も何作か
あったんですが、今回はヒロインがとても前向きで可愛いキャラだったので最後まで
面白く読ませてもらいました。
ヒーローーはまぁ味付けといった感じでしょうか(笑)。

話はちょっとまた脇にそれるんですが、レディ・エマでどんなふうにこのキャラ達がなって
いるのか気になってパラパラと読んで感じた事が。
それは、やはりこの二見の訳は硬いなぁ〜と。これはこの前もちょっと書かせてもらった
ことですが。やはり二見の訳者さんはこの作家さんには向いてないと思う私です。

最後に、この文庫の最初のページの謝辞に出ているリンダ・バーロウの名前が懐かしく、
そういえば以前新潮文庫で出た彼女の作品にはS・E・フィリップスに対して謝辞を
述べていたなぁ〜と思い出しました。
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スーザン・エリザベス・フィリップス*愛はジャスミンの香り

2007-10-28 Sun 08:30
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最近読んだこの作家さんの作品が立て続けに面白かったので、
苦手な作家だと思っていたのに、今月は2冊も新刊が出ると
のことで、以前よりはぐ〜んと期待度が高くなって
います(笑)。

そんな期待のなか、まずはこの作品。
ヒストリカル、書かれたのが20年以上前。
読み始めたら、本当に昔のヒストリカルってこういう具合に
波乱万丈なストーリー展開だったよな〜と懐かしい気持ちになりました。

読んでいて作者の意欲がとっても感じれる作品でした。
ヒストリカルロマンスという主人公達のドラマチックなロマンスを軸に、彼らを取り巻く
人間関係も読みごたえがあり、当時の社会の問題点にもしっかりと踏み込
んでいた作品だったと思います。
残念なのはページ数の少なさのせいか、消化不良気味(特に主人公達の
ロマンス部分で)だったのも事実…。もうちょっと書き込みがされて
いたらもっと読んでいて面白かっただろうなぁーと思いました。

最初に主役達のロマンスに触れなくて申し訳ないのですが、
この作品を読み終わってまず感じたのが、ヒロインにとって
大切な存在となる2人の女性がとても印象的だったこと。

ヒロインが小さい頃から彼女の世話をしていた元奴隷の女性が
ヒロインに対して抱いていた複雑な愛情は、彼女の立場にたって考えると
本当に読んでいてとても切なくなるものがありました。
そしてもう一人、愛情を表現することが不器用なヒロインに悪女を装いながら
何くれとなく手助けをする未亡人の女性キャラは、私的にとっても好きな
キャラでした。

主人公達に関していうと、この作品のヒーローはこの作家サンが好きなタイプの
原型(?)なのかも…と思ってしまいました。
上でも書いたとおり、ロマンス部分では、もう少し2人の心の動きを細かく
描いてくれたらもっと面白かっただろなぁーと思いました。
ちょっと私として何か物足りない感が…。
全体的にとても読みごたえのある作品だっただけに、2人のロマンスがこれで
もっと盛り上がっていたら…と。

まぁ、何はともあれ二見の新刊(苦手なシリーズとはいえ(笑))も読んで
みたいと、思わせてくれた作品ではありました。
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ビバリー・バートン*甘美すぎた誘惑

2007-10-12 Fri 20:52
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毒気のあるお話がムショーに読みたくなり、ラズベリーの新作を
読んだあと、買ってそのまま置いていたこの本をすぐに
手にとりました(笑)。

そうして衝動的に読み始めたわけなんですが、読み終わって
思ったのは、本当に久々にムダに時間を本に費やしてしまった…
という後悔。
やはり衝動的に行動していいことな何もないですね〜(笑)。
お話が半ばまでくる頃まではまだ読めたんですが、中盤を
過ぎて佳境になればなるほど、なんでもありの展開と
主役達のロマンスの部分の盛り上がりのなさにラスト近くはもう
ほとんど飛ばし読みでした。

作風としてはエリカ・スピンドラーに似ているかなぁ〜と思いましたが
こちらの方が人物設定やストーリー自体の作り方など全体的に
面白みに欠けていました…。

あと、二見からでた作品の方がまだ主役達のロマンスはよかったようにも
思います。
まぁどちらの作品も本当に人間関係等、何でもありな設定になって
いて、メロドラマの派手バージョンという感じは同じですが。

本当に、久しぶりに本を読んでこんなムダなこともないなぁ…と
思った作品だったので、もうこの方の作品を買わないことを決定
づけた作品ではあります(笑)
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キャサリン・コールター*シャーブルックの花嫁

2007-10-05 Fri 02:07
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10日ほど会社の休みを利用して日本脱出していました。ちょうどこの
文庫を買って数日後だったので移動の時に読もうと思い持参。
この作家さんの作品は昔でた「ハロー、ドクター」と二見で出た「カリブより
愛をこめて」しか読んだことがなかったのですが。
「カリブ…」のロマンス部分にどーもロマンティックなものを感じれず、反対に
読んでいてちょっと不快な気もした作品だったので、今回のヒストリカル
はどんなものだろう…と思って読んだわけなんですが。

読み終わった感想を先に書かせてもらうと、「カリブ…」の時よりは
ずっとロマンスとしては面白く読めたんですが、やはり読み終わって
なんだかモヤモヤとしたものが一部残る読後感でした。
それは何故だろ…と考えるとやはりロマンスの部分に、どーも釈然としない
ものがあるんですよねー。

ヒーローがヒロインの胸の大きさ(いわゆる巨乳(笑))に惹かれている表現
がアカラさまで、ヒロインをのべつまくなく求める姿にどーも読んでいて
引いてしまう部分がありました…。これをヒロインにメロメロで求めずには
いられない…ととればまぁ〜ロマンティックに思えるのかもしれませんが。

男性が胸が大きい女性に惹かれるのは世の常だし、欧米女性の整形手術
での豊胸率の高さを考えると、胸の大きさが男性を惹きつける
魅力の大きな割合を占めているのはもちろんわかりますが…。
これまで読んだ色々なロマンス作品でももちろん、見事な胸のキャラのヒロインが
今まで沢山登場しているわけですが、今回これほどまでに自分の思考が
そっちにばかりとらわれたのは、やはり作者の書き方のせいかなぁ〜と
も思ったり。

と、ここまで考えて気づいたことが。
と言うのは「カリブ…」を読んだ時にも感じたことですが、ロマンスでの
男女の情感の部分がどーも現実的すぎるんですよねー。
今回の作品の方がロヒストリカルロマンスというジャンルで書いている分、もちろん
「カリブ…」よりはずっとロマンスしていますが、やはり作者のロマンスに対する
感覚というのか、そこがどうも私とは合わない部分がある気がしました。

まぁ、読んで損をした〜とまでは思わない作品ではありますが、日本に
帰ってきて買ったアマンダ・クイックの作品を読んで、旅行中なんだかモヤモヤして
いた気分がパッと晴れたのは事実です(笑)。
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クリスティーナ・ドット*異国の子爵と月の令嬢

2007-08-14 Tue 23:39
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最近は少し前の倦怠期(笑)を抜け出して、また文庫を
次々に読んでいます。

今回の作品はあらすじを読んだ時、余り食指が動く設定では
ないなぁ〜と思っていました。
どうも、こういう家庭教師モノ(ヒーローの教師として)は
今まで読んだ作品(ネズミ捕りのヒーローものとか)でもう堪能
したなぁ〜と思っていたので。

でも、この作家サンが有名なヒストリカル作家だとのことで、その
ネームバリューだけを頼みならぬ、期待の綱(?)に、読んでみました。
(本に付いている帯の、仰々しいまでの紹介文句もすごい…)

読んだ感想はと言うと、この作品がこの作家サンの作品中で
面白いという評判の部類に属していないことを望みます…。
まぁ、賞をとった作品でもないようなので、巷の評価的にも
佳作という部類なんでしょうか?

ヒーローはなかなか魅力的で、私の好きなタイプでもあり想像力が膨らみ
ました(笑)。大柄な金髪ヒーローというとジョアナ・リンジーの
「風に愛された海賊」のヒーローがすぐに思い浮かぶんですが
このヒーローも海賊とシーク(笑)の違いはあれど、同じような
タイプな方でした。

でも、いくらヒーローのタイプは似ていても読んでいて、どうも
話に集中できなかったです。まどろっこしいと言うか…。
場面、場面では面白いシーンもあったんですが、何故か、すごく
面白いとは感じれなかった…。
ヒロインが余りに「愛」という言葉にこだわりすぎていて、そこが
ちょっと引っかかっていたことも事実。あと、ヒーローに比べて
ヒロインに余り魅力を感じなかったからか…。

お話の作り方としてはきちんとまとまっているなぁ〜と思ったので
次回の作品に期待しています。
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