大好きなHQやロマンス小説の感想を主に書いていきます〜☆
J・R・ウォード*黒き戦士の恋人

2008-07-22 Tue 23:23
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一気に読み終わりました。
最近はバンパイア物が結構翻訳されていますが、つい最近読んだ
フローラブックスの「あなたの牙に首ったけ」は読んでいて、これは
ローリー・フォスターの作品をバンパイアバージョンにした感じだなぁ〜と
思っていたんですが、今回のこの作品はまさに、
スーザン・ブロックマンのトラブルシューターシリーズの
バンパイアバージョンでした(笑)。

スーザンブロックマンのあのシリーズも全米で大ヒットした
シリーズだそうですが、この黒き剣兄弟団シリーズも大ヒットだとのことで、
本当にアメリカ人はこういうのが好きなんだなぁ〜とつくづく思いました。
ページ数までトラブルシューターシリーズと同じくらいの厚みもあるし・・・・(笑)。

この1作目は、ブロックマン作品が1作目ではSEALS部隊長が主役だったように、
ブラザー達を統括しているバンパイアのリーダーが主役を務めています。
そして彼のもとで敵と闘っているブラーザー達がまた、ひと癖もふた癖もあるような
キャラ達の集まりで、そんな彼らが寄せるヒーローへの忠誠心と仲間意識も
人間とバンパイアとの設定の違いはあれど、ブロックマンのシリーズと
同じだなぁ〜と思いました。

と、まぁ似てはいるんですが、そこは全米で大ヒットしたことが物語っているように、
読ませる力量はある作家さんだと思いました〜。
まずは世界観がしっかりとしていて、読んでいるとこのバンパイア世界に
浸れるんですよね(笑)。
そして、兄弟団達がなかなか魅力的なキャラ達なので、これからのシリーズを
読みたくなってしまう・・・。
ヒロインの友人のブッチとバンパイアのマリッサの恋の行方も気になるし・・・。
この2人はトラブルシューターで言う処の、サムとアリッサの役割なのかな?と
も思ったり(笑)。

色々書きかましたが、要らないことは考えずに楽しくマッチョなバンパイア世界を
堪能できた作品でした(笑)。
また次回が訳されるのが楽しみです。
ちなみに、私が読みたいのはやはりレイジとザディストが主役の回ですね〜。
あ、あとブッチとマリッサも。
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リサ・ヴァルデス*パッション

2008-03-01 Sat 03:31
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読みました。

物語の半ば過ぎまでは、これはどう旨い言葉で言いつくろっても、女性向けの
官能小説以外の何物でもないよなぁ〜と思いながらページを繰っていました(笑)。

何しろ数ページごとに2人の絡みシーンが描かれていて、それで本の半分以上が
費やされている・・・。

読んでいてちょっと翻訳の言葉の選び方に??と思うことが多々・・・。
2人の絡みのシーンでですが。どうもなめらかな訳じゃないんですよねー。
なもので、私としては余計に読んでいて絡みのシーンが妙に浮いてしまいました。

こういう性的な描写がメインな作品には、やはりそういう訳にこなれた人に
訳してもらわないと、性描写が滑稽なものに感じてしまう・・・。

半ば過ぎからは官能小説が一転、ロマンスしていくわけなんですが、ここからは
訳もスムーズに読めました。

本の帯にある官能と清純という言葉はこの展開からきているのか・・・と納得。
この作品のように、見事なまでに(笑)前半と後半の趣が異なる作品もそうそうないの
では?と思いました。

前半、2人の絡みシーンでヒーローの荒々しさを繰り返し読まされ、
後半、ヒロインへの愛を悟ってからの彼の行動に今度はホロリとさせられる・・・。

前半の官能的な世界が好きなら、そこから後半は切ないロマンスへと物語も展開していくので、
この作品をロマンス小説として好きな人達もいるだろうなぁ〜と思いました。
こういう作風は、結構熱烈な読者層がいるだろうなぁ・・・とも思います。

私としてはもうこの1作でお腹いっぱいという感じデス・・・(笑)。
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ジュディス・マクノート*あなたの心につづく道(上・下)

2008-01-28 Mon 21:34
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買ってから上下巻を一気に読み終わりました。
全編で800P強ある作品でしたが、長いとは全く感じないまま
ラストまで読んでいました。

ヒロインは女神と周りが思うほどの美貌の持ち主なのに、健気で
純粋で勇敢。
ヒーローは自分の出自からは背を向け、卓越した知能とカリスマ的な魅力で
独力で自らの道を切り開いていく一匹狼。

内容的には「パライダスを君に」に展開がよく似ていました。

初対面のパーティーでお互いに一目惚れしつつも、様々な誤解と
周りからの妨害によって反目しあいながら別れた2人が
1年半後に再会する。

ジェットコースターロマンスと某文庫が
発刊される時に銘をうっていましたが、まさにこの本は読んでいて
幸せな感覚とイライラ、ハラハラの感覚が交互におそってきて、なかなか
本を置くことができないまま気づけばエピローグまで読んでいた・・・
という感じでした(笑)。
私としては、もう少し途中のハラハラを少なくして欲しい気も・・・(笑)。

ヒロインのヒーローに対する信頼感の欠如のせいで彼を苦境に立たせてしまう・・・
という、前回のヴィレッジの作品でもあったパターンがこの作品でも描かれて
いるんですが、ここはやはり読んでいて前回同様ちょっと辛いものが
ありました。
でも、この作品ではその後のヒロインの行動によって、そのモヤモヤとした気持ちも
そう長く尾を引かなかった気がします。

展開は上にも書いたように「パラダイス」ととても似ているんですが、
やはりヒストリカルならではの良さを感じた作品でもありました。
2人の出会いのシーンもヒストリカルらしくてよかったですね〜。
あと2人が初夜を迎えるシーンは最近読んだヒストリカルの中では一番
ドキドキさせてもらいながら読みました(笑)。
ラブシーンは飽きるほど今まで読んでいるのに!!

訳者の方もあとがきで書かれていますが、本当に主人公2人はもちろんの
こと、その脇を固めるキャラクター達もよかったです。
ヒロインの付添役や彼女の執事、ヒーローの伯父さんや祖父など、一筋縄では
いかないようなキャラ達のやり取りもとても楽しく読めました。

ヒロインとヒーローお互いの友人である公爵夫妻は言わずもがな・・・ですが(笑)。
この2人のお話もまた書かれている(まぁ、あれほど存在感あればうなずけますが)
みたいなので翻訳を待ちたいです。

でも、今回の2人はとても魅力的だったので、ちょっと影が薄いかなぁ・・・とは
思ってしまいます(笑)。
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キャサリン・コールター*夜の炎

2007-12-25 Tue 03:38
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読み終わりました。

この前講談社から出たこの作家サンのバイキング物は、バイキングというのが
興味をどうもひかれないし、この文庫から出ている作品で面白いと思う作品
がない、ちょっと前のMIRA作品がイマひとつだった等の理由で買わなかったんですが、
今回の作品は今まで読んだこの作家サンの作品の中では一番面白かったです。

ヒロインが前夫からうけた虐待の数々には正直、そこまで詳細に描かなくてもいいのに・・・
とも思いつつ読んでいったんですが、このシーンがあったからこそストーリー自体に説得力が
出たのかなぁ〜とも思いました。

ヒーローは結婚する以前の15歳のヒロインに一目惚れして以来、彼女のことを心に思いつつ
戦場に赴き3年後に退役して、未亡人となったヒロインと再会。
心に深い傷を負ったヒロインに対して、本当に忍耐強く励まし元気づけ、優しく見守りつつ
彼女のためと思えば強引に誘拐という手段を使っても自分の妻にするなど、強さと優しさ、
硬軟が旨くマッチしたキャラクターで良かったですね〜。
まずは何よりヒロインのことを優先して考え行動する姿には頭が下がりました。

このヒーローの献身的な愛情のおかげでヒロインは徐々に自信をつけていき、本来の自分
というものを取り戻していくわけなんですが、その描き方もこいう設定の作品に
よくある湿っぽい感じではなく、2人のやり取りなどユーモアを感じれるものだったことも
よかった点かも。

今回の作品がとても面白かったので、この前のバイキング物もまた買って読んで
みようかなぁ〜などと思っています。


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スーザン・エリザベス・フィリップス*まだ見ぬ恋人

2007-11-02 Fri 19:36
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二見の新刊2冊と扶桑社の新刊1冊を同時に買って、
さて、どの本からよもうか…と3冊同時に十数ページ
読み始めたんですが、自然にこの作品をまずは選んで
いました。

読んでいると、この展開は以前もこの作家サンの作品で何作か
同じようなの読んだなぁ〜とは思ったんですが、今回は最後まで
なかなか面白く読めました。

苦手だった「湖に映る影」にもヒーローとヒロインの関係はとっても似通った
ところがあったのに、今回の作品ではあの作品のように苦手な
感じはしなかった。やはり主人公達2人のキャラがいい意味で(笑)
パワーダウンしていたからかも。

周りの人達が何くれとなく主人公達の恋のゆくえに世話をやく…
という展開もまさに何度もこの方の作品で読むパターンなんですが、
時には読んでいて正直ちょっと苦手だ…と思ってしまった作品もあった
のに、今回はそのパターンもほほ笑ましく読めてしまいました。
この違いは何なんだろうか…と思うとやはりこれまた、ヒーロー&ヒロインが
読む側にとってすんなりととけ込めるキャラだった、という帰結にいたる
かも…(笑)。

実は途中までくらいは主人公達のロマンスよりも脇役2人のロマンスの
方が、自分としてはツボでワクワクしました(笑)。
ちょっと主役2人のロマンスの進展が遅くて、なかなか盛り上がるまで時間が
かかったのでもどかしいなぁ〜と思ったから余計に…。

派手に盛り上がるロマンスではなかったですが、作品の紹介でもあったように
読んでいてほのぼのとした読後感のある作品でした。
読むまでは、ほのぼのとしたロマンスって…と余りピンときていなかったのに、
まさにその言葉そのものだと思ってしまいました(笑)。

最後に、これは私の感じ方の違いであって、単なる思い込みかもしれ
ないんですが、どうもライムで読んだこの方の作品の方が面白く感じるん
ですよね〜。
ライムで読んだ2冊は十分会話の面白さを感じれたのに、どーも二見の
作品ではそこまでの盛り上がりを感じれない気が…。
訳者の違いのせいか、それとも単に作品自体がライムの方が好みだったのか…。
疑問です…。
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リディア・ジョイス*水の都の仮面

2007-09-02 Sun 20:05
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まずは、この文庫の帯にリサ・クレイパスのこの作品(作家)に対する
賞賛(?)の言葉を載せているののを見て、
リサ・クレイパスがいかに日本で売れているかがまた認識できました(笑)。
ロマサスだとリンダ・ハワードの名前を帯びに使うのと同じで、
これからはヒストリカルというとリサ・クレイパスの名前を使って売ろうと
するんですかね。

と、内容とは関係ない話から始めてしまいました(笑)。
初めての作家さんで、あとがきを読むとダークなロマンスだとか…。
ダークなロマンスっていたいどういう定義?というのが読み終わった
率直な感想です。
読んでいて久々に、型にはまらないヒストリカルを読んだなぁ〜と
思いました。

イタイ設定という言葉をよく最近目にしますが、この作品のヒロインは
まさしく、そういう定義に当てはまる生い立ちです。
貧民街生まれで12歳でレイプされ、その後13歳から16歳までは娼婦と
して生活せざるおえなかった。その上、顔にはうっすらと天然痘の
痕があばたになって残っている…。

そんなヒロインと復讐に冷たく燃えるヒーローが出会い、孤独な魂がひかれ
あっていく。
そこは読んでいてとても面白かったです。ヒロインがとにかく潔いいん
ですよね。ヒロインのキャラが際立っているだけに、ヒーローが少し影が薄い
かも…。特に復讐劇でのクライマックスの場面では顕かにヒーローよりもヒロインの
方が際立っています。
詳しくはネタバレになるので書きませんが…。

読み始めた時は、訳のせいかなんだか表現がまどろっこしくて読み
にくいなぁ〜と思っていましたが、ヒロインがヒーローの愛人になってからは
ヒロインの本来の姿が現れてきて、いきいきとした姿が読んでいて
楽しかったです。

400P弱の中で、結構ドラマチックな展開が繰り広げられていくので、ラストは
ちょっと急ぎすぎかなぁ〜とも思わないではなかったですが、十分に
楽しめた作品でした。

ここで最初の疑問に…。ダークなロマンス。
私としてはヒロインの生い立ちは辛いものではありますが、ロマンスのツボは
ちゃんと押さえていて、本当に究極のシンデレラストーリーだナァ〜と読み終わって
思いました(笑)。
ダークさは全く感じませんでした。まぁ原題にnightがついてるから
そんなイメージになるのかもしれませんが…。

この作品はシリーズ2作目とのこと。てっきり1作目は今作品にもよく
名前が出てくるヒロインの幼友達が主人公かと思ったら違うようで。
1作目とこの作品はどんな関連があるのかなぁ〜と思ってしまいました。
まぁ、何はともあれ次回作も楽しみな作家さんではあります。
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トレイシー・アン・ウォレン*あやまちは愛

2007-07-08 Sun 22:51
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読み終わりました。

まずは専門的な分野、ここでは時代物という分野を翻訳するうえで、
翻訳する人の知識がないと、こうも妙な名詞になるのか…ということ
が如実にでた作品だなーと思いました(笑)。

これは、翻訳家の作品に対する熱意があるかどうかの問題かなぁ〜
とも思ったり…。人物名や固有名詞等は調べようと思えば簡単に
いくらでも調べられると思うんですが、それもないまま妙な訳で
出されたものには、読む側はまず作品の内容云々の前に、そこで
まず作品の中になかなか入っていけないものが…。

で、その内容ですが、読み始めて読み終わるまで、めちゃくちゃ
面白かった!ということもなく、面白くないなぁ〜と思いながら読み
進むわけでもなく、いい意味でも悪い意味でも負荷のない作品と
言えばいいのかも。

主役2人の個性という意味では、ほとんでそれを作品中では感じな
かった作品でもありました。特にヒーローは読んでいてまるで顔のない人物
だなぁ〜とすごく思いました。

作品全体を通していうとキャラの個性で読ませるというよりも、内容全体
で読ませる作品だったなぁ〜というところです。
話の流れ的には昔ながらのロマンスの展開そのもので、ヒロインの正体を知って
からのヒーローのもがき具合は、最近の物分りのいいヒーロー達に慣らされて
きていたので、読んでいて懐かしい展開でした(笑)。

最後に、次回はヒロインの姉が主役とのこと。
これにはすごく興味があります。
こういうキャラが主役になるシリーズ、スピンオフはなかなかなかったかも。
普通は3人いれば3人のヒロインともが、みーんなそれなりにイイ人ばかり
の人物で、正直いって飽き飽きしていたところだったので(笑)。

今回、2人共が没個性だったので、次回このどうしよもないような
我がままキャラの姉をどういう具合に描いているのか興味津々デス。

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