ロマンス小説って面白い!


大好きなHQやロマンス小説の感想を主に書いていきます~☆

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ジュディス・ジェイムズ*折れた翼

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この作品は発売された時は全くのノーマークだったんですが、

ちょっと前にネットの書評を読んで、興味を持っていたので

読んでみました。

でも実はヒーローが男娼って設定だと、何だか展開が予想されて、

その通りの物語だったら、すごくガッカリだなぁ~~なんてことも

ちょっと頭をかすめていたんですよね。

ヒーローの魂の救済物語というのは、あらすじからもあきらかなんですが、

どんなヒーロー像でそれに関わるヒロインがどんな女性として描かれているか

ということが、予想している通りだろうか・・・どうだろうか・・・と

思いながら読みました。


あとがきで翻訳者の方が、アメリカでの読者の感想を書かれていますが

私も同じことを感じました!

「読み終わったあともずっと余韻の残る」作品でした。

危惧していた、最近のロマンスによくある(顕著な例はアナ・キャンベル作品ですが)

男女の性がまるで逆転してしまったかのような人物像でなかったことが

まずはよかったです(笑)。


この物語のヒーローとヒロインの描かれ方は、男女逆転とかではなくて

人間同士としての魂の結び付きを描いていたなぁ~と思います。

ヒーローは繊細で少年ぽさを感じさせる美青年なんですが、その純粋さと傷つき

やすさや、そんなヒーローがヒロインに惹かれていく様子、2人が恋人同士と

なっていく様子など、読んでいていつの間にか引き込まれていました。

この作品を読んでいて、色々なシーンが映像で見るかのように頭の中に

浮かんできたんですが、特に好きなのがラストで2人がヒーローの部屋で

ピアノとフィドルを演奏しているシーンですね~~。

読み終わって、「また読みたいなぁ~」とじんわりと感じさせて

くれる作品でした。


最後に、この作品を翻訳されている方がリズ・カーライルの「愛に

ふれた侯爵」と同じ翻訳家さんだったと知って、ロマンス読者が

知りたいことをあとがきで書いてくれる方だなぁ~と改めて

思いました!中には自分の知識をひけらかすようなあとがきだけを

書く方もいますが・・・。

この翻訳家さんって好きだなぁ~なんてことを再発見した作品

でもありました(笑)


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ローラ・キンセイル*嵐に舞う花びら

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前回の二見文庫の作品がどうしても生理的に
受けつけなかったので、読み返すことなく
本棚の中にあるんですが、作家としての力量は
ある方だなぁ~とは思っていたので、
今回、恐る恐るながら(笑)、上巻だけ買って
先に読んでみました。

上巻は買ったその夜に一気に読み終えたですが
その最大の理由は、ヒーローの境遇がこれから
どうなっていくのか・・・と気になってしまって本を
置くことが出来なかったから。
決してロマンスの世界に没頭して一気読みして
しまった・・・というのとは違ってました(笑)。
正直、擁護院に入れられてからのヒーローの描写は
夜中に読むには重すぎて、流し読みしてしまった
シーンも数々・・・。
この作家さん、こんどは精神的にヒーローを虐めて
楽しんでるわなぁ~~なんてことも頭に浮かんできて
しまいました・・・。

で、下巻をさっき読み終わったばかりなんですが
これもほぼ一気読みしてしまいました。
やっぱり最大の理由は、ヒーローの回復がどこまで
進むのかということが気になって、ページを繰る手を
止めれませんでしたーー。

ロマンス小説なんだから2人のロマンスはどうだったか
と言うと、ヒーローの元に留まるべきか、それとも
信仰の世界に戻るべきか・・・と揺れるヒロインの
心の振幅具合がラスト近くになるにつれて激しくなってきて(苦笑)
どうしても読んでいて感情移入が難しかったです・・・。
物語の最初あたりで大いに揺れられるのは結構なんですが(笑)
ラストに近くでそれをやられると、私はどーーも好きじゃないん
ですよね・・・。個人的に・・・。
2人が一緒にいた間にヒーローへの愛情を育んでいったのなら
そのヒーローを思う無私の心をヒロインには期待したいんです・・・。
理想論ですが、やはりロマンスはある種の理想郷的な世界
だとも思っているので。

と言うわけで(どう言うわけと突っ込みが入りそうですが(笑))
最後まで読み終わってから、なんだかモヤモヤとしたものが
読後感として残ってしまいました。

読ませる力はある作家さんだとは思います。
前の二見の作品でも感じたことですが
決して作品自体が面白くないわけじゃないんです。
二つの作品共に、ヒーローは本当にとっても
魅力的なんですよねーー。
でも、私の読みたいロマンスの世界とは、ちょっとだけ
ズレているのかなぁ~とも思いました。
読み終わった後の幸福感がちょっぴり足りない・・・・。

コニー・メイスン*愛は砂漠の夜に

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読み終わりました…。
これまでのこの方の2作品については、それなりに面白く読ん
だんですが、今回の作品は、ちょ~と余りに内容といいキャラ達の
行動といい荒唐無稽すぎて…(笑)。

中盤頃までは昔読んでいた少女マンガ(細川智栄子のマンガが頭を
巡りました)の濃厚バージョンでいつものパターンだったんですが、
ヒーローが元愛人の手で助かりイギリスに渡ってからが、ヒーローの魅力が
加速度的になくなっていくいく…。
イギリスに渡ってからのヒーローとアラブの国にいた時のヒーローは、2人の人物が
いるのか?というぐらいの分裂ぶりで…(笑)。
イギリスに渡ってからのヒーローからはアラブ人の片鱗すら伺えない(泣)。

以前のブログでも書いているとおり、この作家サンの作品に関しては
細かいことを云々すること自体が無粋だと自分でもわかっては
いるんですが、ちょっと今回は余りにスゴすぎだったので、書かずに
はいれませんでしたー(笑)。

私としては、もうこの方のシーク物はこの作品だけで十分だと実感して
しまいました。頭をカラッポにして読める楽しさがある作家サンだと
思っていたし、これまでの2作はそうだったんですが、今回は
ついていけない展開&ヒーローの魅力のなさにガッカリ…。

シーク物以外での作品をまた楽しみにしたいと思います。

ノーラ・ロバーツ*十七年後の真実

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扶桑社のノーラ・ロバーツ作品は全て読んでいて、家族物の作品を読むと
本当に面白いなぁ~と思う。でもサスペンス物になると面白さが半減
してしまう作品が多いと思う。

今作品もそのサスペンス物だったので、買おうかどうしようかと少し
躊躇したけれど、サスペンス物でもその中に描かれる家族の絆やロマンス
に期待をして買ってみました。

読み終わった感想はと言うと、やはりサスペンス物はつまらなかった…。

犯人も読み始めてすぐにこの人物がそうだろうな~と思った人物で、
意外性も何も無かったし、その犯人を暴くまでのサスペンス部分も中途
半端で、盛り上がるまえに収束してしまったという感じで…。

この中途半端というのは何もサスペンスに関してだけではなくて、ヒロインと
ヒロインの母親との確執も、ちょっとしたエピソードで母娘の関係が修復して
しまって、余りに展開が安易だった。この家族の部分はこの方が最も
得意とするところだと思うけれど、今作品では期待外れだった…。

ロマンスに関して言うと、いつものノーラのロマンスでした。でも今作のヒロインが
余りにも自己完結しているキャラだったので、彼女が一人での充足した生活
を捨てても、ヒーローと結婚してもいいという思うにに到った気持ちをもっと
丁寧に描いてくれていたらよかったのになぁ~とも思いました。
と、言うのも読んでいて、このヒロインの生活羨ましいなぁ~と思ってしまった
から(笑)。私だったら、ずっとこういう生活したいかもなぁーと(笑)。
どうも読み終わっても、そこが余り納得できなかった…。

作品的にはには余りポイントが高くない作品でしたが、アラスカの自然や生活の
描写はとても新鮮に読めました。
寒さが大嫌いで冬は本気に冬眠したいと思う私ですが、極寒の地の自然は
本当に神秘的なんだろうな~と読んでいて改めて思いました。
白い大地の太陽とオーロラは一度は見てみたい…。

ノーラ・ロバーツ*光の鍵を探して

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ノーラ・ロバーツはロマンス界の大御所だけど、初期のシルエット作品時代
私は面白いと思ったことがない作家だった。
シルエットでも沢山作品を書いているけれど、この作家さんの作品が
面白いとわかったのは扶桑社のシリーズを読み始めてから。
ちょっとロマンスが余りにまとも過ぎて、登場人物も真っ直ぐな人達
ばかりで(屈折した人物として描かれていても)物足りなさを
感じることがあったとしても、読んでいると物語の中にグイグイと
読者を引き込んでいく力を持っている作家だなぁ~と毎回読んで
思ってしまう。長編も全く苦にならず読めてしまう。

今回の作品は今まで出た扶桑社のシリーズ中でも好きな「妖精の丘」
や「魔女の島」シリーズと同系列な話だと言うことで楽しみにして
読んだ。
作品自体としては前2作の方が面白いかな…(まだ1作目なので決めつけ
たくはないけれど)と思った。
この作品では先が気になって早く読み進みたくなったのは主人公達のロマンス
の行方ではなく、謎の鍵と絵画の関係。
あと犬好きにとっては犬の描写が可愛くて、それだけでも楽しめた作品では
ありました。本当に犬が好きな作家サンなんだなぁ~と思う。
ちょっと犬も理想型に毎回描かれてはいますが(笑)。やんちゃな犬は
本当に一緒に生活するには大変…(過去最大8匹と暮らした実体験)。

それにしても自分でも不思議だけれど、ノーラ作品だけはこのトリロジー物に
全く嫌気がささない…。
好みとしてロマンスで関連作や姉妹・兄弟モノというのは余り好きじゃないん
だけれど、この方の作品に限っては毎回このパターンを読まされても楽し
く読んでしまう。
やはりこれが作家の力量というものなのか?…(笑)

コニー・メイスン*誘惑のシーク

まずは本題に入る前に・・・
シークモノの私の原体験はというと、ヴァイオレット・ウィンズピアの
「ブルージャスミン」。
かれこれ20年以上前(笑)、まだ中学生でありました。
この作品のインパクトは当時本当に強烈で、それ以降、何年間かは一番の
お気に入りになっていた。
それからシークがヒーローの色々なロマンスを読んだけれど、この作品を読んだ
時に味わったような、別世界に連れていってくれる感覚の作品は未だ
もってない。
逆に、シークっていう枕詞(笑)が単についてるだけの作品ばかりで、
シークモノ、イコールつまらないっていう方程式がほぼ頭の中でできてしまって
いる。

今回、扶桑社からヒストリカルのシークモノが出ると知り、何でまたシークなんだ~
という気持ちと、ヒストリカルならこれはちょっとは期待できるかも・・・
という気持ちをもちつつ読んでみた。

まずは扶桑社さんに、よくぞこんなベタな作品を翻訳してくれたと
お礼をいいたい~(笑)。
この作品はまさにロマンス小説を読まない人達が思い描く、ロマンス小説
そのものといえる作品だった。
ロマンス小説に嫌悪感や偏見を持っているヒトにお薦めすることは絶対に
回避しないといけない作品というべきか(笑)。

私自身は読んでいて、柴錬の「三国志」と相通じる面白さを感じてしまった(笑)。
それにしてもこういう話にはヒロインを必ず男勝り、女狐系にするって
いう不文律でもあるのかと思ってしまうことも事実…。
まぁ、ここまで大衆娯楽作品に徹っしていると、文句をつけること
自体がヤボというものなのか・・・。

そう言えばこの作品を読んでいて、以前、アメリカの本屋で白髪の
お婆ちゃんが大きなショッピングカートに
きわどい表紙のヒストリカルロマンスのペーパーバックをドカドカと沢山入れていたのを
思い出してしまった。
あのお婆ちゃんならきっとこの作品を読んでいる気がするな~(笑)。








ノーラ・ロバーツ「オーロラの奇跡」

以前出版された、(原作の題名が確か「リトルマジック」っていう)
日本では3作分かれて出版された作品がとーってもツボに
はまった作品だったので、今回もそれと同じ系統だなー
と楽しみにして本屋に行って速攻買って読んだ。

読み終わって少々日にちが経ってしまったから詳しい内容
は省略させてもらうことにして・・・(笑)。
と言うか、内容は単純明快なので詳しく触れる必要もない?
この作品はこれなりに楽しんで読めたんだけど、どうも
インパクトには欠けたかな。。。
前のファンタジー系3作に比べてこちらの方がよりFT色が濃くなって
いるだけに、残り2作も本来一緒に読めばまた、読み終わった感想も絶対
違ってるんだとは思うけど・・・。

読んで一番印象に残ったシーンはヒロインとヒーロの出会いの場面。
ヒロインは幼い頃から心の中にヒーローという存在が常に側にいて、
自分の本来の使命に気づいてから都に向かう時には、そこに
必ず「私の狼」であるヒーローがいると確信と共に旅立つんだけど、
その彼女の「狼」が敵の従順な馬屋番だとわかった時の落胆振り。
2人の出会いをどう描くんだろう~と思いつつ読み進めていたので、
ちょっと意表を突かれた出会いのシーンだった。







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