ロマンス小説って面白い!


大好きなHQやロマンス小説の感想を主に書いていきます~☆

2006/09123456789101112131415161718192021222324252627282930312006/11

  

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アイリス・ジョハンセン*星の永遠の願いを

20061029070323.jpg


アイリス・ジョハンセンの作品は専らヒストリカルしか読んでいないんだけど、
そのほぼ全てに言えるのが、ヒロインには彼女が庇護する人物、ヒーローには
義兄弟というべき相棒が必ず登場するということ。
よく飽きもせずに毎回同じパターンで・・・とも思ってしまう(笑)。

今回の作品もそのいつものパターン通りに、ヒロインには彼女の癒しの力を
必要としている領主の幼妻、ヒーローには異教徒のサラセン人の戦友が登場。
物語はほぼこの二組、四人を中心に描かれていく。

ヒロインとヒーローのロマンスはいつものジョハンセンの主役達のロマンスだった。
ヒーローはヒロインよって独占欲と保護本能を掻き立てられまくり。
夫がいる身とは言え、癒しの力が失われるという名目で夫を結婚後
一週間で寝室の外に追い出したヒロインは、性的な面では未成熟で無関心。
そういう意味でヒロインが夫持ちという設定でも、いつものジョハンセンのヒロイン
という感じだった。

ヒーローのサラセン人の親友と領主の妻のロマンスは、ウィンドダンサーシリーズにも似た
ような関係があったなぁ~と思ってしまった。そう言ってしまうと
主役達のロマンスもそうなんだけど・・・(笑)。
何しろこのサラセン人、彼女が彼のハンサムな顔について不満を言えば、その顔を
炎で傷つけようとしたり、彼女の信頼を得るために病後間もない身体で
寒さ厳しい中、彼女がいる家の扉の前で夜を明かそうとしたりと、
もうちょっと自分の身体を大切にしないと~と思ってしまう程の献身ぶり
だった。

作品全体的には、ものすごく面白かった!とまではいかないまでも、
読んで満足できた作品で、またジョハンセンの他のヒストリカルを読み返したく
なってしまった。
スポンサーサイト

フィオナ・フッド・スチュアート*マドリードの公爵

20061023182351.jpg

新刊のHQロマンスの感想を書こうと思ったのはこの
ブログを始めて初めてのこと。

先月に初お目見えした作家さんで、先月の作品は
まぁまぁ面白かったけれど、読み返すほどもなかった。
でも今月の作品は私のツボな作品だったようで、新刊で買った
作品中、一番集中して読めた。

でも読んでいる最中も、読み終わってからも、何故この
作品がそんなに面白いと思ったのかと自問してしまった。
と言うのも、この作品のヒーロー、婚約者がいるのに若い初心な
ヒロインを誘惑して手なずけてしまう。
それは、あなた反則でしょ~と思ってしまうヒトも多いのでは?
でも考えてみると、私はこういう極めて(?)人間的な弱さの
あるヒーローが昔から好きだったのだ。

このヒーローの行動、HQプレゼンツ第1作目であるアンメイザー「嵐の贈り物」
を思い出してしまった。
この作品が発売された昔、読んだ知人が17才の初心なヒロインを婚約者
のいるヒーローが誘惑して妊娠させてしまう展開に、こんな身勝手なヒーローは
いないと本気で怒っていた。
もちろん私は読んだ当時、すごくお気に入りだった作品なので、
知人のこの反応には本当に驚いた記憶がある。
ヒトの好みは千差万別とはよく言ったもので。

HQのよさはこのモラルを超えてしまう2人の惹かれあう気持ちが、ちゃんと
ハッピーエンドで終わるところだとも思う。
これが他の小説や映画の世界とかになると皮肉な結末が描かれるところ
だろうけれど・・・。

この新人作家サンの作品、来月も刊行されるそうなので楽しみにしておこう。
でも先月と今月の2作品共、若いヒロインと年上のヒーローの関係がとーても
似てるので、また来月も同じかなぁ~。だったら少しガッカリかも。

ジュード・デヴロー*運命のフォトグラフ

20061022041539.jpg



ジュード・デヴローの作品は昔、新潮社から出た
「時のかなたの恋人」とヴィレッジからの2作を今まで
読んで、今回の作品で合計4冊読んだことになる。

「時のかなた」は文句なく面白かったからヴィレッジの
作品にも期待はしているんだけれど、その1作目は全く記憶に
残っていない(笑)。
2作目の「眠れる美女のあやまち」で、なんとなくこの
モンゴメリー家のシリーズは面白いかも・・・と思った。
ちょっと現実離れした設定とキャラも(主人公を含めて)ヒトをくったような
人物ばかりで。

今回の「運命のフォトグラフ」もそのモンゴメリー家の話。
7人の兄をもつモンゴメリー家の末娘がヒロイン。
このヒロイン、人助けのためと花嫁に恵まれない田舎の男性達に
花嫁を斡旋するという仕事を、一族の膨大な資産を使って友人達と
立ち上げている。
ある日そこに届いたヒーローと彼の子供達の写真を見て、彼らには自分が
必要だと、嘘の経歴を書いて遥か西部の田舎町までヒーローの花嫁として
嫁いで行く。
ボロ屋に住んで家事もかっらきし駄目なヒーローは
少しでも子供たちにまともな暮らしをさせたいと、見た目はどうでも
いいから働いてくれる女性を求めて花嫁を募集したのに、そこに現れ
たのが着飾ってプードルを連れたヒロイン。
普通のロマンスを読み慣れたモノにとっては、ではこれ以降の展開は、実は
着飾ったヒロインが心機移一転、悪戦苦闘しつつも家事をこなして彼らの
生活を良くしていくのかなぁ・・・とか思ってしまったりするけれど
この作品のヒロインは全くそんなことはしない。
自分のお金を使って、荒れ果てた家の修復や家事全てを町の人達にやらせ
て、子供達から家事を少しはやってはどうかと言われてもキッパリと断って
そういう類の労働はしない。
このヒロインの描かれ方といい、ヒロインの一番上の兄の登場の仕方といい、
なんだかアメリカのお笑い映画かアニメのような誇張のされ方で、面白いのか
余りに現実離れした話の進み方に首をかしげていいのか、ちょっと読んで
いても微妙ところだった。

こういうテイストのヒストリカルだと思って読めば面白く読める作品ではあるカナ。
前作の「眠れる」もそうだったけれど、ヒーローよりもヒロインの印象の方が
強かった作品でもあります。
うがった見かたかもしれないけれど、この作家さんはもしかするとフェミニズムの信奉者
なのかなぁ~と、ちょっと頭に浮かんでしまった。
前作のヒロインの描かれ方にもその兆候が伺える気も・・・。

何はさておき、モンゴメリー家モノ2冊を読んで、このシリーズはちょっと変わった
ロマンスモノだということははっきりと確信できた作品だった。

アン・スチュアート*黒の微笑

20061016010853.jpg


ロマンス小説のサイトでMost Tortured Heroに選ばれた作品のヒーロー、
それも作者がアンスチュアート。
いったいどんなヒーローなのかと楽しみにしていました。
読み終わって、まさしくアンスチュアートならではのヒーローだったなぁ~と
思ってしまった。この方のヒーローにマッチョ(心身とも)は本当に似合わない(笑)。
この作品のヒーロー、バスチアンは身体からは仄かにオンナ心を
くすぐるいい香りを漂わせ、危険な魅力に満ちた美男子。
ヒロインに無関心なふりをしつつ、本当は彼女にメロメロ。←ここは
いつもの彼女のヒーローに共通する点。
今回のヒーローは謎の国際組織に属してあらゆる裏工作をしてきたという
設定だけに、いつも以上にシニカルさが漂っていたかナ。

作品自体としては気になる箇所があっちこっちであって、2005年の
ベストロマンティックサスペンスに選ばれたというのは、どういう基準なのかなぁ?
とちょっと疑問にも思ったけれど・・・。
そもそも武器商人達の会合の通訳を、わざわざ全くの
部外者から選ばなくてはいけない理由が希薄すぎる気が・・・。
特殊な言語ならまだしも、英語とフランス語の通訳って・・・。
ラスト近くでもヒーローがヒロインの身を護るために、飲み物に睡眠薬を入れて
眠らせておくつもりが、彼女が予定より早く覚醒してしまうのにも
プロ中のプロのする仕事にしては余りにも・・・。
まぁ作者が楽しんで書いているのがわかる作品なので、些細なことに
目くじらを立てるのも何なんだけど。
ロマンティックサスペンスっていうのはこういう疑問が多々出てくるので、好きな
ロマンス作家の作品以外は読む気力がわいてこないのも事実では
ありますが・・・。
ヒーローの本当の名前をラストで読んだ時は、作者が意図してこの
名前を選んでいるんだとすると本当に耽美派なヒトだなぁ~と
思ってしまう。真偽の程はともかく、私としては意図してこの名前
にしていると思いたいところデス・・・(笑)。

作品を読み進めていくうちに頭にフと浮かんできたヒーローが・・・。
それはローズマリー・ロジャーズの「ラブジャングル」のヒーロー。
ロマンスファンでこの作品を読んで、肯定的に捉えるヒトは少ないとは思う
けれど、十代半ばで読んだ時に私に強烈な印象を与えたヒーローです。
彼こそ、その屈折ぶりとアンチヒーロー的な魅力とが私が今まで読んだロマンス中、
Most Tortured Heroと言えるヒーローだなぁ~と思ってしまった。
また近いうちにローズマリーロジャーズ作品についても書きたくなって
しまった(笑)。

・・・と、いつものように脱線して終わります(笑)。

好きな作家その③*ジャネット・デイリー②

今回はジャネットデイリーのシルエット作品から好きだった作品をピックアップ
してみました・・・。




「恋人の噂」
ひと夏の恋の結果、17歳でヒーローの子供を身ごもったヒロインは彼と結婚する。
だが子供のために結婚させられた彼と、心の距離を埋めることが出来ず妊娠中
孤独感を募らせた彼女は、生まれた子供をヒーローの元に置いて離婚をする。
それから7年後、ヒロインは彼と出合った場所でありヒーローが今も住んでいる町に
固い決意を秘めて戻ってくる・・・。


この作品を最初に読んだ20年とちょっと前、どうしても納得がいかな
かったのがヒロインの行動だった。自分が勝手に子供を手放しておきながら、
何年か後に手放した娘に会いたいからと、ヒーローと娘との平穏な生活に
波風を立てるようなことが、果たして本当に娘のことを思っての行動
なのか?単にヒロインの我儘なんじゃないんだろうかと。
子供を手放したときに娘に関する全てを放棄したんだということを
もっと認識しろヨ・・・と。
そこがいつもこの作品を読み返す度に引っかかってしまうところだけれど、
(まぁ私も年を重ねて昔よりはヒロインに腹立たしさを感じることは少なく
なったけど(笑))
ロマンスとしてはとても面白くて、再読率がとても高かった作品。
最初に不満を書いてしまったけれど、ジャネット・デイリー作品が好きなヒトには
お薦めデス。
ヒーローが再会したヒロインに惹かれながらも昔の行動から彼女への不信感を
拭えず、彼女を愛人のように扱ってしまうことにもちょっと理解できる
気も・・・。
以前も書いたけど、この表紙のイラストもとても好きな作品でした。



20061011161719.jpg

「もう花嫁なのに」
病身の母親の余命が短いと知ったヒロインは、治療のための費用を無断で
会社から借用していた。借りたお金は母親が亡くなった後に入る
保険金で返済するつもりで・・・。だが、彼女がそのお金を返済をする前に
会社は買収されてしまう。新しく雇主になったヒーローはすぐに帳簿上の
不正に気づき、ヒロインに決断を迫るのだった。自分と結婚するか刑務所
に行くかと・・・。


この作品は昔のHQロマンスの王道と同じ展開の作品。王道なだけにツボは全て
ハイっています。病気の母親の為に窮地に陥る美貌のヒロイン。そこに富豪の
ヒーローが現れて彼女に一目ぼれ。結婚したもののヒロインへの不信感からヒロイン
に辛く当る。誤解が解けてヒーロー、烈しく後悔・・・という展開デス。
ヒロインが病気の母親の為とはいえ、会社のお金を横領していたのには、昔も
ちょっと~それは駄目でしょーと思ったけれど・・・。
ジャネット・デイリー作品は昔のHQ作品やシルエット作品には珍しく、ヒーローの心理
描写の入った作品が結構あるけれど、この作品もそんな1作デス。




20061011161842.jpg

「愛は出会いのはじめから」
母親の再婚で兄妹になったヒーローとヒロイン。彼は彼女より11歳年上だった。
ずっと理想の兄としてヒーローのことを見ていたヒロインだったが、女性の自立
を認めようとしない祖父への反感から家を飛び出し大学生活を始める。
久々に友人達と故郷に戻って来たヒロインの元にヒーローが現れる。友人達は
ヒーローに興味津々。今までは彼のことを魅力的な兄としてしか思っていな
かったヒロインだったが、徐々に彼のことを男性として意識し始めるの
だった・・・。

義理の兄妹モノが昔は好きで、この作品もそんな兄妹モノの王道的な1作。
ヒーローにずっと惹かれながらも一緒に暮らしていた時にはまだ幼すぎて
自分の気持ちに気づいていなかったヒロインが、ヒーローと何年かぶりに再会
して反発しながらも、彼のことを愛していると悟るという展開。
ジャネット・デイリーのヒーロー像というと私は寡黙な牧場主タイプというのがすぐ
に頭に浮かんでくるんだけど、このヒーローもじっとヒロインの成長を待ち続け
る姿がなんだか牧場主かなぁ~なんて思ったり(笑)


最後に、ちょっと思い入れのある作品がこれ。
20061011162241.jpg

「悲しみのあとに」
思い入れというのが発売当時、この作品の予告編を読んで
設定的にもとても好きなのモノだったし、表紙も好きで、本当にすごく
期待していていたのに、読んだらこれがが全く
盛り上がらなかった・・・。そのガッカリ度は今でも憶えているくらい(笑)。
自分の読み方が悪かったのかと何度かその後読み返したものの、
やはり面白くなかった記憶が・・・。
ちょっとまた何年かぶりにまた読み返してみようかなぁ~←でも時間が
ないんだよな~。

ローリー・フォスター*あなたのとりこ





買う気がなかったこの作品。でもつい来月の
発売予定を知りたいと手にとってしまい、結局レジに
持って行ってしまっていた(笑)。

380Pぐらいあった本だけど、こんなにあっさりと読めた
作品も最近珍しいかも・・・。
暇つぶしに軽~くてちょっとHOTな話が読みたいって気分の
時にはピッタリな作品だと思う。
でも定価で買う価値があったかと問われると、否と思わず呟いてしまう。
古本で買った本ならそれなりに面白かったと言えるけど・・・。
やはり文庫では読み応えのあるロマンスが読みたいなぁ~。
こういう類の作品をわざわざ翻訳しなくても・・・と思ってしまうことも
事実。
だってベッドシーンを除くとページ数の少ないこと!3つの話共に
ヒーローは最初からヒロインにメロメロだし・・・。最近このメロメロヒーローというパターンに
も飽きつつあるから余計に・・・。展開に目新しさがない~と。
まぁそれぞれベッドシーンは凝っていました(笑)。
女性の性的なファンタジーを描かせたら巧い作家だとはHQの作品
を読んでいた時から思っていましたが。
HOTな作品は売上がいいから出版したのかなぁ~などと
読みながら内容以外のことを考えてしまった(笑)。

軽くて刺激的という感想に尽きる作品でした。

マーガレット・ムーア*公爵のためらい





マーガレット・ムーアは私にとっては安心して読める作家
の一人。すごく好きな作家とまではいかないまでも、
毎回作品を読むとそれなりに満足度がある作家デス。
中世以外の作品では「チャイナドール」も結構面白かった
ので、今回のリージェンシーも楽しみにしてました。

今作は設定的にはちょっとなぁ~と思うことが多々あるヒロイン
だったけれど(いくらオジサンと結婚するのが嫌だとは言え、
結婚前にヒーローのベッドに忍び込むヒロインってのはどーもね~)、
そこも読んでいるうちに気にならなくなるのが、この作家さんの
話のもっていき方の巧さだと思う。
ヒーローが実は無意識に心の隅にずっとヒロインのことを忘れずにいたって
いうのは読む上で、結構ポイント高かったかも・・・。

この作品もいつものように、それなりに(笑)満足できた作品だった。



ルース・ランガン*マラカイトの祈り





ジュエルジリーズの最終作品がやっと翻訳されましたー。
・・・とは言っても巷で長男の話を翻訳しろと盛り上がって
いた時は、どちらでもイイけど、まぁ読めたらいいかもなぁ~と
いう程度だったけど・・・。

今作品を読んでいて思い出したコト。
れれは、西部モノって余り食指が動かないところがあって、作品が
出る度にそれ程期待して読んだわけじゃなかったのに、
以前読んだ3作も読んでみると面白くて満足度がそれぞれ
高かったんだよなぁ~というコト。
期待してなかったのは今まで出た他のHSの西部モノがどれも外れ
だったからとも言えるかナ・・・。

今作も今月のHSの一番楽しみな作品とまでは思っていなかったのに、
読んでみると一番面白かった!
ヒーローが何しろよかったなぁ~。ヒロインへの心配りやヒロインの娘たちとの
触れ合いとか、読んでいて、こんなオトコと結婚したら幸せになれるだ
ろうなーとシミジミと(笑)思ってしまった。
ヒーローとヒロインの長女、そしてムスタングの話も彼らの何年か後のストーリーが
頭の中で膨らんでしまった(笑)。








好きな作家その③*ジャネット・デイリー①

今はもう人気も実力も完全に過去のヒトになっているジャネット・デイリー。
少し前に集英社文庫から出た新作も昔の色は完全に
なくなっていた・・・。
ノーラ・ロバーツ作品からの盗作騒動とかもあり、本当に昔の栄光や
何処に・・・という感じ。
ロマンスの女王と呼ばれていた頃もあったのになぁ~。
昔好きだった者としては残念だけれど、まぁ実力の世界だしこれだけは
仕方ないというモノ。
今回はそんな彼女の作品でモダンロマンスシリーズとしてサンリオから発売された
作品の中から好きなモノを挙げてみます・・・。



「美しい風」
20061005005639.jpg


富豪の一人娘として何不自由なく育った20才のヒロインは、ボーイフレンドと
駆け落ちして結婚するために2人でメキシコに行く。そこで結婚届を出し
夫婦となった2人だが、乗った車がメキシコの山中で故障して立ち往生して
しまう。そこに馬に乗った一団が2人に近づき、夫となったばかりの
ボーイフレンドは銃撃され、ヒロインは捕虜として彼らのアジトに連れ去られる。
その一団のリーダーはラファーガ、スペイン語で<一陣の風>という呼び名の
ヒーローだった。彼の冷酷さに当初は怒りと怖れを感じていたヒロインだったが、
反発しながらも惹かれていくのだった・・・。

この作品は舞台は現代だけれども、内容的にはまさにヒストリカルと言って
いい作品。無法者のヒーローにお嬢様ヒロイン。でもお嬢様と言ってもジャネットデイリー
のヒロインなので、気丈で強気。何度も脱走を企てたり。
そして2人の火花がバチバチ飛び交ってマス。
ヒロインが鞭打ちの刑を受けるシーンもあるは、最近の甘~いロマンス作品とは全く
違うテイストです。
ラストもとても印象的な作品。



「見はてぬ夢」
20061005005815.jpg


モンタナの大牧場、トリプルCの後継ぎであるヒーローは、牧場に隣接する貧乏
牧場主の娘のヒロインと恋におちる。だが2人の恋は彼女の父親が牛泥棒
だと発覚して無残な終わりを迎える。彼女の目の前で父親はヒーローの
父やカウボーイ達によって、死に追いやられるのだった。
その場にはヒーローもいたがヒロインの願いも虚しく彼がカウボーイ達を止めること
はなかった。彼女の愛情は激しい憎しみに変わる。
16才のヒロインは叔母の住むカリフォルニアへと引き取られることになるが、
彼女のお腹にはヒーローの子供が宿っていた・・・。

ジャネット・デイリー、そして牧場モノと言えば私がすぐに思い出すのがこの
カルダーシリーズ。特に「見果てぬ夢」は好きな作品。カルダーシリーズは西部
開拓時代から現代に渡るカルダー一家を描いた作品だけれども、結構ハードな
内容も含まれていて、余り再読することは昔からなかったんだけれど、
その中では別格で、一番ロマンスとして楽しめてモダンロマンスシリーズの彼女の
作品の中では上の「美しい風」と同じくよく読み返したのがこの作品。
昔読んだ時は、16年後に再会した時のヒーローが余りに
年寄りくさいしゃべり方をするのでちょっとガッカリしたんだよな~。
まだ30代だというのに・・・。
翻訳者のヒトにはちょっと気を配って訳して欲しいとこの頃から思うように
もなった・・・。

ダイアナ・パーマー*伯爵と一輪の花






読み終わりました。ダイアナ作品のヒストリカル3作目。
2作目は途中で挫折しているので読み終われただけで
もよかった(笑)。
テキサスの牧場主で伯爵という設定、どうもHQのテキサクシーク
というシリーズを思い出してしまった。
(テキサスでシークというだけで読む気力なくす私なので、未読では
ありますが)。

ダイアナ作品が好きなヒトにはこの作品も面白い作品なんだろうかなー?
ダイアナ作品が昔からピンとこないので、どうも彼女の作品の
面白さのツボが解らない・・・。
この作品も同上っていう感じでした。

ちなみに、ダイアナ作品では「宿命のパートナー」が一番好きです。
この作品を読んだ後、昔のダイアナ作品を読み返したり、新刊を
買って読んではみて、やはりどうも私のツボとは違う作品が多々
であることは再認識してはいたけれど・・・。
ヒストリカルはちょっと違うかな~と淡い期待が。

最後に、私がどうもアメリカ人ロマンス作家の現代モノ作品で、
話にのめり込めない部分が時々出てくるのが宗教観に基づく貞操観念。
すごくキワドイことやっているのに、最後の一線は結婚してからって、
そこまで宗教が生活に密着しているのか~と。
アメリカの昔ながらの宗教観を持っている人達にはとっては、こういうロマンス
が情熱的でいて安心できる展開なんだろうけれどネ。
私はどうも閉塞感を強く感じてしまう・・・。
ダイアナ作品の現代モノにはこれをすごく感じてしまう私デス。
・・・と作品の感想とは全く話がそれてしまって終わります(笑)。








プロフィール

rosarina

Author:rosarina
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。