
去年末にはブログ更新を頑張ろうと思っていたのに、なかなか実行
できずに1月も後半・・・。
でも今回はやっとヴィレッジからウッディウィッスの新作が出たとあって、
ブログにも感想を書く気力がわき上がってきました(笑)
・・・・と言っても、この気力というのが不満から書かせてもらうことで
ほとんど尽きてしまいそうですが・・・。
この新作を読む前の気持ちは、ウッディウィスの新作がサンリオ時代から考えると
20年以上ぶりに翻訳された嬉しさと、翻訳者がヴィレッジから出た「炎と花」の訳者
と同じだとわかった時の嫌〜な予感・・・。
ヴィレッジが「炎と花」を新訳で出した時は、この作品が以前書いた「シャナ」に次いで
好きな私としては、また新しい訳で読めると!という嬉しさで(新作でない不満は
もちろんあったものの)すぐに本屋へ直行しました(笑)。
そんな期待とは裏腹に、このヴィレッジ版「炎と花」が読んでいて本当に面白くない・・・。
上巻の半ばで読む気力がなくなり、すぐにサンリオ版と読み比べてしまったぐらいです。
何がそんなに違うのかというと、ヴィレッジ版にはロマンス小説に大切な情感というものが
訳に全く(!)感じれないんですよね・・・。
で、その翻訳者がまた、それもやっと日本で新作として出るウッディウィスの作品を
手がける・・・。
長年待っていたファンとして、自分自身、客観的に考えて点数が辛くなってしまうん
だろうなぁ〜と、余り読む前から決めつけはしまい・・と思いつつこの新作を読みました。
しかし、やはり同じ訳者がそんな短期間に変わるべくもなく、作品を読んでいて
この表現は英語ではこう書いているんだろうなぁ〜と本当に思いつくシーンや表現が
多々・・・。余りの直訳のしすぎ、表現の硬さに自分の頭の中で表現を変えて
読んでしまいました。
作品自体がウッディウィスの面白さは健在だなぁ〜とわからせてもらえたもの
だっただけに、これがロマンス小説の訳に適した訳者で読めたら・・・と
思わずにはいれませんでしたね〜。
溜息・・・。
最後の最後まで不満で終わってしまいそうなので、作品について最後に
書かせてもらうと、これまで沢山のヒストリカルを読み続けてきたので、
そんなヒストリカル飽和状態の自分が今現在、ウッディウィスの作品を読んでどれぐらい
面白いと感じるのだろう・・・と思っていましたが、やはり大御所はロマンスの
ツボを心得ているなぁ〜と改めて思いました(笑)。
作家歴が長くなると作風も変わってしまうロマンス小説家も沢山いますが、
古典ともいえる展開を維持してくれているところがまたファンとしては嬉しかったです。