大好きなHQやロマンス小説の感想を主に書いていきます〜☆
ジャッキー・ダレサンドロ*赤い薔薇を天使に

2008-02-10 Sun 19:16
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好きな設定のストーリーだったので、ライムのクレイパス作品よりもこちらを
先に読みました。
読み始めて200Pぐらいまでは面白かったんですがね〜。
はぁ・・・・・。

ヒストリカルが何故好きかというと、コンテンポラリー物では嘘っぽくなる設定を
楽しめるからなんですが・・・。
今回で言えば2人の明らかな身分の差をどうやって乗り越えて
ハッピーエンドにまでいたるか・・・をすごく楽しみのしていたんですよね。
表紙の裏にも書かれている「すれ違う心がせつない」という、
その言葉を信じて。

それが、ページが進むごとに読んでいて頭にあるイメージがわいてきました
ちっちゃ〜なところをグルグルと廻っているお人形(笑)。
中盤からの200Pぐらいはヒーローの同じ行動&思考パターンの繰り返しを読まされて
もういいかげんに先に進んでくれーーーと思いました。
最初の頃は思わなかったのに、この優柔不断さを長〜く読まされたおかげで
ヒーローの魅力が先に進むにつれて薄れていく・・・。
後半では明らかにヒーローよりも彼の友人の伯爵の方が魅力的に思えました(笑)。

自分との身分の差を感じて優柔不断に陥ってしまうヒーローは、私としては好きな
タイプなんですが、普通は・・・。
でもこの作品ではあまりに安易に2人の身分の違いがそんなことほとんど問題
ではないかのごとくに片付いてしまうんですよね〜。
ヒーローが何かしらそれに対して努力した姿もない!
こんなに簡単に解決するんであれば、ヒーローがくどいほどに(笑)悩んでいた
姿はいったいなんなんだ〜 と本当に思ってしまいました。
それに加えてヒーローの命を狙う敵という設定もなんだかなぁーという感じで。
これって本当に必要な設定だったんだろうか(?)と大いに疑問に思いました。

2人のロマンスやその展開は昔のHQのパターンを彷彿とさせるものではあるし、
こういった設定によくある家族(ヒロインの)とヒーローとの心の触れ合いが
描かれていて、ハートウォーミングなロマンス系(?)といった意味で旨くまとまってはいる
方なんだろうなぁ〜とは思いますが・・・。
・・・でも正直言わせてもらって全てにおいて新しさがなかったです・・・。
ヒロインの家族たちのキャラにしろ、物語の展開にしろ。

唯一、良かった点を書かせてもらうと、訳者もあとがきで書いているように、
ヒロインは魅力的で生き生きと描かれていました。

この作品を読んで改めて思ったのはマクノートの作品がいかによく出来た
作品だったか・・・ということでした(笑)。
マクノートを読んでから読んだらロマンスがこれだったので・・・。

クレイパス作品に期待をしたいと思います!(一人称が嫌いなのでちょっと
不安ではありますが・・・)
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