2010.05.03 ドナ・ボイド*パッション−情熱−

ここ数カ月間、漠然と何か心にグッとくる
パラノーマルモノが読みたいなぁ〜という気持ちが
あって、面白い作品はないかなぁ〜と探していたん
ですが、どうも自分が読みたい作品に巡り合えず…。
今作品に期待を寄せていたので本屋で発売されてるのを
見つけて、すぐに買ってしまいました。
読み終わってもう2週間以上経ってしまいましたが
感想を書こうと思います。
おおまかな粗筋しか知らなかったので、読む前は
全く価値観の違う人狼の兄弟、2人の間で翻弄される
ヒロインの物語というパターンのお話なんだろうなぁ〜
という具合にしか
思ってなかったんですが…。
読み終わって頭に浮かんだのはこの作品は
ロマンスというよりも、翻訳者の方があとがきでも
書いてるようにサーガ(saga)という
言葉がピッタリな作品でした。
ブラック・ダガー ブラザーフッドシリーズのような
作品を期待していた私としては、ストーリーが
進めば進むほど、これはダニエル・スティールの
パラノーマルバージョンみたいだなぁ〜と
いつもの様に(笑)愚にも付かない喩えが頭に浮かんできて
しまいました〜。
ヒロインと人狼の兄のシベリアでのシーンは
本当に涙なくしては読みませんでした…。
この2人がどうなるか…その最後の段階まで
私はまだ普通のロマンスの展開を思い描いていたので
あのラストを読んでやっと、あぁこれは今までの
ような普通のロマンス物じゃないなぁ〜と
分りました。
力作であることは間違いないし、次巻が出たら多分
買ってよむだろうとは思います。
先がどうなるのか…と読まずにはいられないと
思うので(笑)。
でも正直、この作品自体は読み返すことはないと思います〜。
この作者独自の人狼の世界も詳細に描かれているんですが、
これもちょっと読み返す気力を無くす一つの要因で…。
人間とは全く違う価値観の世界だという前提とは言え、
乱交は読んでいて気持ちイイものじゃないですねーー。
独自な世界観も生理的に受けつけない物はやっぱり
読んでいてキツイです(笑)。
思わずこの作品を読んだ後、
ブラック・ダガー ブラザーフッドシリーズの
一番のお気に入りの三作目を読み返してしまいました。
やっぱり、マッチョなバンパイアの世界の方が
ずーーーと面白かった!!(笑)。
早くあのシリーズの4作目を翻訳して欲しいです〜。
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