ロマンス小説って面白い!


大好きなHQやロマンス小説の感想を主に書いていきます~☆

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ジェイン・オースティン*高慢と偏見

ロマンス小説愛好家の間では十二分に有名なこの古典ですが、

実は私は今まで読んだことがありませんでした(笑)

ドラマ化もされたり映画にもなっているのに、その作品群も

どれも見たことなく・・・。

友人・知人からは随分以前から、この作品はロマンス小説の原点の

作品だから、読んで損はないと言われながらも食指が動かずでした。

私の中でのロマンス小説の原点と思える古典は、10代の頃から

「嵐が丘」だったので、こういうドラマチックなストーリーとは180度

異なると、あらすじ等を読んで感じていた「高慢と偏見」には

時間を割いてまで読んだり見たりする気が起きなかったんですよね。

それが今回ちょっと時間が出来たので、ふと思い立って図書館で借りて

読んでみました。

図書館で見つけれたのが、岩波文庫の富田 彬氏のバージョンだったんですが

いや~~これは本当に酷い翻訳作品ですねーーー。

これ訳されたのは昭和初期とかでしょか??

これでは作品の持つ良さが

半減されてしまっているよなぁーーと思いながらも、脳内変換しつつ

読みました(苦笑)。

読んで本当に、ことごとく今まで読み慣れているヒストリカルロマンスの

展開と同じで驚きました!!

もちろん、オースティンのこの作品は200年前に書かれているのだから、

いかに現代のロマンス小説家がこの作品に感化されて、作品を描いているのかが

本当に、本当に良く分りました!

まさにロマンス小説のステレオタイプを形作った作品ですねーー。

ヒロインを取りまく人物達それぞれも、どこかのロマンス小説でこんな人物いたなぁと

読んでいて頭の中に浮かんできました(笑)。

私の大学時代からの親友がオースティンの作品が大好きなんですが、

ロマンス小説は読む気になれないと20数年聞いてはいるけれど、

今回この「高慢と偏見」を読んで、彼女に是非ともジョージェット・ヘイヤーの

作品を贈ってあげたくなりました(笑)

「高慢と偏見」のファンであるならば、きっとヘイヤー作品も気に入るはずだと

今回この有名な古典を読んで感じました~。

「高慢と偏見」の新潮文庫バージョンが評判良いみたいなので、

次回は是非とも新潮文庫の作品を読んでみたいと思ってしまいました(笑)


サブリナ・ジェフリーズ*お気に召さない求婚

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すみません、このブログ初のことですがまだ未読の作品について

書こうとしています・・・。

と言うのも今日、この本を買ってきたんですがいつもの習慣で

あとがきから読んでいたら、そこで翻訳者が書かれていていることを読んで

目が点になってしまったので・・・。

それは、この本の献辞に作家さんが書いている「エイボン・レディ」

を化粧品のエイボンの販売員のことだと書いてるんですよねーーー。

これをそのままスルーして通したMIRA文庫の編集部も何だか

なぁ~~と思いましたが、数年前にHQのパーティーで編集部の人と

会った印象でも、ロマンス小説が好きだからHQ社で編集をしいるって

感じではなかったので、こういうこともありなんだろうな・・・と

思いました。

ロマンス好きな人達にはすぐにピンとくると思いますが

エイボンとはアメリカではロマンス小説の老舗の出版社のことです。

エイボン・レディとはエイボン社の編集部の女性達のことですよね。

この作品自体も2000年にエイボン社より出版されています。

翻訳者さんが読んだ原書は多分、この後に他の出版社から出た

ものを読んだのではないかと思いますが

それくらいは知っておいてくれよ・・・と思いました。

このあとがきを読んだら、作者のサブリナ・ジェフリーズは本当に

驚かれると思いますねーーー。

まるでこれでは、化粧品を買っている最中にテンパってる口うるさい

おばさんみたいなイメージに作家さんがなってしまいますよね。

その後の文ですぐに個人の編集者の名前をあげていることからも

普通、化粧品販売員のことをいきなり書くのは変だと思う感覚

ってないんでしょうかね・・・。

本当に翻訳っていうものは怖いと思いました。

こんなふうに翻訳者が勝手に解釈したものって多分(絶対)

数限りなくありそうですねーーー。

何だかこんな方の訳した本を読む気になれないんですよね~~。

せっかく買ってきたんですけれど。。。。

ジュディス・ジェイムズ*折れた翼

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この作品は発売された時は全くのノーマークだったんですが、

ちょっと前にネットの書評を読んで、興味を持っていたので

読んでみました。

でも実はヒーローが男娼って設定だと、何だか展開が予想されて、

その通りの物語だったら、すごくガッカリだなぁ~~なんてことも

ちょっと頭をかすめていたんですよね。

ヒーローの魂の救済物語というのは、あらすじからもあきらかなんですが、

どんなヒーロー像でそれに関わるヒロインがどんな女性として描かれているか

ということが、予想している通りだろうか・・・どうだろうか・・・と

思いながら読みました。


あとがきで翻訳者の方が、アメリカでの読者の感想を書かれていますが

私も同じことを感じました!

「読み終わったあともずっと余韻の残る」作品でした。

危惧していた、最近のロマンスによくある(顕著な例はアナ・キャンベル作品ですが)

男女の性がまるで逆転してしまったかのような人物像でなかったことが

まずはよかったです(笑)。


この物語のヒーローとヒロインの描かれ方は、男女逆転とかではなくて

人間同士としての魂の結び付きを描いていたなぁ~と思います。

ヒーローは繊細で少年ぽさを感じさせる美青年なんですが、その純粋さと傷つき

やすさや、そんなヒーローがヒロインに惹かれていく様子、2人が恋人同士と

なっていく様子など、読んでいていつの間にか引き込まれていました。

この作品を読んでいて、色々なシーンが映像で見るかのように頭の中に

浮かんできたんですが、特に好きなのがラストで2人がヒーローの部屋で

ピアノとフィドルを演奏しているシーンですね~~。

読み終わって、「また読みたいなぁ~」とじんわりと感じさせて

くれる作品でした。


最後に、この作品を翻訳されている方がリズ・カーライルの「愛に

ふれた侯爵」と同じ翻訳家さんだったと知って、ロマンス読者が

知りたいことをあとがきで書いてくれる方だなぁ~と改めて

思いました!中には自分の知識をひけらかすようなあとがきだけを

書く方もいますが・・・。

この翻訳家さんって好きだなぁ~なんてことを再発見した作品

でもありました(笑)


J.R.ウォード*夜明けを待ちわびて

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ウォードさんの作品がMIRAから発売されると知ってすぐに

ネットで注文しました!

何しろ待てど暮らせどブラックダガーシリーズの次回作が二見書房から

でないので、どんな作品でもイイのでウォード作品を読みたくなったん

ですよね~(苦笑)

届いた文庫を見て、まずその文庫の薄さにちょっとガッカリ・・・。

いままでブラックダガーシリーズではどの作品も分厚い作品ばかりだった

ので、この薄さでは内容も余り深く掘り下げたものは期待できないなぁ~

と思いました。

で、読んでみて文庫の帯に書いてある「泣けるロマンス・涙もページを

めくる手も止まらない!」というのは、ちょっと大げさだなぁ~というのが

正直な感想です(笑)。

ページをめくる手が止まらなったのはその通りでした!

やはりウォードさん、人物設定が上手いし、ヒロインとヒーローが

惹かれていく様子も読んでいて引き込まれていきました。

でも、泣けるか?と言われると、私に関して言えばその要素はほとんど

なかったですね~。

ヒーローの過去が、ブラックダガーを読んでいる影響で(笑)どんな強烈な描写で

描かれているのかとヒヤヒヤしていたんですが、そこは余り詳細には描かれて

いなかったのでホッとしましたーー。

でも、それと比例してヒロインとヒーローのロマンスも、どうも

これまたブラックダガーの影響で(くどい(笑))、濃密で複雑なロマンスを

期待していた私にはちょっと薄味な感じがどうしてもしてしまいました。


まぁ、全体を通して言えることは、今まで読んで沁み込んでいる、「ウォード作品

とはかくあるもの」というイメージからすると、全てが薄味な感じの作品だなぁ

ということでした。

ヒーローの兄弟との関係等もブラックダガーシリーズのブラザー達との関係を

思い起こさせるものでしたね~。


この作品を読み終わって、

それまでこんなにもお腹が空いているなんて気づいていなかったのに

ちょっとだけ食べ物を食べてしまったせいで、その空腹感をマザマザと

感じてしまった上に、今まで以上に飢餓感が増してしまった

・・という状態になってます(笑)


早くブラックダガーシリーズを読みたい!!!!

その一言に尽きます・・・(笑)

ローズマリー・ロジャーズ*秘密の花嫁

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まずは、ローズマリー・ロジャーズさんが今も現役だということに驚きました!!

もうずいぶん昔に、ロマンス小説は書いていないと何処かで読んだ記憶があったんですが、

今回の作品のあとがきを読むと、7年間の休止期間があったものの本国ではずっと

作品を書き続けておられたんですねーー。


サンリオで作品が刊行されていた当時、私はウッディウィスよりもこの方の作品の方が

好きだったんですよね~。

初の翻訳作品だった「甘く野性的な恋」の発売日を、ワクワクしながら待ちかねていた

高校時代を思い出します(笑)。

近所の本屋さんに発売日になくて、大手の本屋に学校が終わってから電話で入荷していないか

聞いたんですが、その時この題名を言うのがめっちゃ恥ずかしかったんですよね~(笑)。

と、懐かし話になってしまいましたが(汗)、すぐにこんな思い出が頭に浮かんでくる

ぐらい、この方は昔からのロマンス愛読者にとっては忘れられない作家さんの一人なん

ですよね。

そんな作家さんの新作、それも2011年に本国で出た作品を読めるというからには

期待しないわけがないというもので。


まずは神のような肉体美と完璧な容姿の傲慢な性格のヒーローという設定に

これはもしかして、昔の「ラブジャングル」のヒーローのような人物を描いて

いるのかも・・・と思わず期待を込めて思ってしまいました。

と言うのも「ラブジャングル」はかなり過激な内容のストーリーだったんですが

私はこの作品のヒーロー像に当時、すごく魅せられてしまったんですよね~(笑)


ヒーローの設定が似ていたので期待が膨らんだんですが、今回の作品は全く

昔のローズマリー・ロジャーズさんとは違っていました!

ページを繰れば繰るほど、こんなに作風って変わってしまうんだなぁ~~と

思いましたねーー。

昔のローズマリー・ロジャーズさんの持っていた毒気や過激さは全く無くなって

いました。昔の作品のイメージが強烈過ぎたので、正直読んでいて、これがあの

ローズマリー・ロジャーズの作品??と思ってしまいましたねーー。


まぁキャンディス・キャンプさんも昔、リサ・グレゴリー名義で出していた作品と

今の作品とでは全く作風が変わったし・・・なんてことも考えながら。


作品自体は波乱の展開の中で、冷酷なヒーローが実は当初からヒロインにメロメロ

だったと言う設定で、ヒロインも誠実で優しい性格の持ち主であり、ロマンス小説と

しては王道的な内容のお話でした。

私としてはもうちょっとヒーローに毒気があっても良かった気もしますが、

この新たなローズマリー・ロジャーズさんの別の作品も読んでみたくはなりました。

出来るならば執筆を再開した1995年頃からの作品を読んでみたいですね~。

シェリー・トマス*灼けつく愛のめざめ

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ソフトバンク文庫で出た2作品を読んで、私の中では数多いるロマンス作家さんの

中でも速効、お気に入りの作家さんになったシェリー・トマスさん。

この二見書房の作品もRITA賞のベストヒストリカルを獲得した作品だと

いうことでとっても期待して読みました。


とっても期待はしていたんですが、読む前に、あらすじを読んでヒロインが

医者でヒーローよりも年上という

設定にちょっとどうなんだろう・・・という一抹の不安を感じつつ(笑)。


読み終わって思わず、不安が的中してしまった~~と心の中でつぶやいて

ました~。

この作家さんの作品を通して言えるのは、ヒロインが自立した強い個性の

持ち主として描かれていることなんですが、ソフトバンク文庫の2作品は

そこがほとんど気にならず読めました。

でも、今回の二見書房の作品のヒロインは、そこが際立ってしまっていて

私はどうしてもこのヒロインに魅力を感じることが最後まで出来なかった

です。


小さな頃から虫や小動物を解剖していたというヒロイン(驚!!)

その頃から感情を表に出すことが苦手で、周りの人々とも壁を築いて成長して

いき、大人になったヒロインは自他共に認める孤高の存在に。

そんなヒロインに子供の頃から想いを寄せていたのが彼女より4歳下のヒーロー。

このヒーロー、他の2作品のヒーローと同じく容姿も才能も併せ持つほぼ完璧な

男性なんですが、そんな人が何故こんな変わったヒロインに惹かれるのかが

私には最後まで理解出来なかったんですよねーーー。


この作品を読んで感じたのは、もしかするとこの方の作品はロマンス小説という

カテゴリーの枠にはもうハマらない作風になっていってしまうかもなぁ・・・

ということでした。普通の小説に近いと言うか。

今回のヒロインの設定やら描き方からして。



子供の頃からの願いが思いもかけず叶うこととなり、ヒロインと婚約したのに

彼女との将来に漠然とした不安を感じたヒーローが、その時たまたま誘われた昔の恋人と

ベッドを共にしてしまう。その場面を偶然にも垣間見てしまったヒロインが

その後、頑なにヒーローを精神的に拒み続け、そのせいで2人の結婚生活は

破綻してしまうんですが、こういう描き方にもちょっと普通のロマンス小説とは

違うなぁ~なんてことを思いました。


日本での作品はこの二見さんの文庫以降はまだ翻訳されていないんですが

AMAZONで調べてみたら、原書ではもう数冊新作が発表されていて、どれも評価は

すこぶる高い!

今回の作品は、私的にはほぼ読み返すことは無いと思う作品でしたが(苦笑)

早く新作を何処でもいいので翻訳して欲しいですーー!

どんな個性的な作品が書かれているのかと期待してしまいます。願わくば

ロマンス小説のままで留まっていてくれていますように(笑)。

シェリー・トマス*誘惑の晩餐

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第一作目の「もう一度恋を・・・」が私のツボ作品だったので

いつもならネットの古本サイトでこの作品を買うつもりが、配達にかかる

時間がどうにも待てなくて(笑)、近くの本屋さんで買ってきて読みました~。


読み終わって思ったのが、まるでミニシアターで上映されるちょっとひねりの効いた

恋愛映画のような作品だなぁ~ということでした。


たった1度だけ、それも1日余りという短い時間の中で出会ったヒロインのことを

10年間も想い続けるヒーロー。

そして、高貴な生まれなのに若かりし頃の恋の逃避行の為に、その身分社会の片隅で

料理人として生きていかざる負えない境遇のヒロイン。


ヒーローはずっとヒロインのことを探し続け、10年という年月が経つ中で、もはや彼女と

再会することを諦め、違う女性と結婚しようとする。そんな時に、彼の兄が急死して屋敷を

相続することに。

その屋敷には料理人であり、兄の元愛人でもあったヒロインがいて2人は10年ぶりに再会

することになります。

でも、再会とは言えこの物語、終盤になるまでヒロインはヒーローに会う時には巧みに

その顔を隠して自分が誰かと言うことを告げずに、2人のロマンスは進んでいきます。

そのロマンスの進行に欠かせないものとして描かれるのが、ヒロインの創りだす料理

なんですよね~。

自分の本当の姿を見せられない、そして自分の気持ちを告げられないと言うヒロインの

気持ちを代弁するかのように、彼女の創りだす料理がヒーローの心に語りかけていく。


料理と恋愛の感情をこんなに巧く織り合わせたロマンス小説って、今まで読んだことが

なかったと思います~。

料理とロマンスなんて、何だか余りに家庭的で健康的過ぎて(笑)ロマンスとして

余りドラマチックじゃないなぁ~と読む前には思ったりしていたんですが、

この作品を読んでいて感じた料理のイメージは密やかで、繊細で情熱的という

ものでした!

本当にこの作家さんの筆力は並じゃないなぁ~と改めて思いました。


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